静かな未来

4/4
前へ
/4ページ
次へ
      ―――翌日。       マナは同じトレーナー仲間のレンを訪ねていた。   レンはマナと同い年で、彼女にとってのライバル的存在であった。       マナ「そっか…レン家にも委員が…」   レン「あぁ。…だけどやっぱ、こいつだけは手放せなかった。」       そう言ってレンは横に立っているルカリオを見遣る。   レンとルカリオの絆の強さをよく知っているマナは「そうだよねぇ…」とため息を交えて言葉を返す。   するとレンはコーヒーを一口啜り、視線を窓の外に移してからマナに聞いた。       レン「お前まさか、エーフィを委員にやらない気じゃないだろうな?」   マナ「なっ…そ、そんな訳ない、でしょ…?」   レン「ぁ、やるんだ?」   マナ「ぇ…レンはルカリオを渡さないの…?」   レン「渡すかよ。こいつはオレのパートナー、死ぬまで一緒だ。」       .
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加