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―――翌日。
マナは同じトレーナー仲間のレンを訪ねていた。
レンはマナと同い年で、彼女にとってのライバル的存在であった。
マナ「そっか…レン家にも委員が…」
レン「あぁ。…だけどやっぱ、こいつだけは手放せなかった。」
そう言ってレンは横に立っているルカリオを見遣る。
レンとルカリオの絆の強さをよく知っているマナは「そうだよねぇ…」とため息を交えて言葉を返す。
するとレンはコーヒーを一口啜り、視線を窓の外に移してからマナに聞いた。
レン「お前まさか、エーフィを委員にやらない気じゃないだろうな?」
マナ「なっ…そ、そんな訳ない、でしょ…?」
レン「ぁ、やるんだ?」
マナ「ぇ…レンはルカリオを渡さないの…?」
レン「渡すかよ。こいつはオレのパートナー、死ぬまで一緒だ。」
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