未原作軸(幼少期~小学時代)

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唐突に目が覚めた。 寝ていて起きておはようと覚めるかんじではなく、ぱっと…覚醒する様なそんなかんじで。 覚醒… ん、ん? あれなんで私裸? まっぱ? いやいやまてまて、捕まる、公然わいせつ罪らへん(?)でお縄頂戴されるから 慰謝料請求? ああ今月ピンチなのよ あ私のお昼ご飯が無くなる! なんでっ… 「は…くしゅっ!」 少しひんやりした空気が肌にあたる。寒気が走ってくしゃみした。 そしたら徐々に冷静になれてきた。 …とりあえずこのままでいる訳にもいかないので、幾分か落ち着いて周りを見渡してみる。 だって裸。 そしたら、湯気が見えた。(何だ風呂場か) 後、バスタブとシャワーとシャンプーせっけん、あひるさん、と 鏡に写った私の全体図… 「わぁぁぁぁ!!!!!」 その瞬間稲妻が走った気がした。 見た物全部が見に覚えが無かった上、 鏡に写ってるだろう自分が自分でなかったからだ。 自分はこんなに小さかっただろうか 自分はこんな顔だっただろうか 自分はこんなにクセッ毛だっただろうか 再びパニクる頭、よく分からない変な汗。 思わずちょっと冷たい床にぺたんと座り込んでしまった。 その時、 ドンドンドンッ ガラララッ 「あかやぁぁぁ!!」 脳内パニックに参戦する叫び声が響いた。
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