あおぞら

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皆、翼は片方しかもってないんだ、だから幸せに近づこうとしても片翼だけでは上手く飛べないから出来ない。 もし幸せに至ったとしてもそれは独りよがりな幸せで、地球上の生きとし生けるものに与えられた世界の根源にしてとても単純な奇跡を起こせない。 自分の存在を記録上以上に証明する証を残せない。 愛の証明は文字や記録だけでは残せない。 だから、二人で証を残すんだ。 人はそれを一時の愛と呼ぶかもしれない。 だがそれに耳を貸すことはない。 何故なら、きっと高く飛びすぎて、そんな遥か遠くの霞みがかった声が聞こえるはずがないのだから。 世界の最小人数は二人 アダムとイブがいれば世界は創れるのだ。 二人いれば他の人間には解らない二人だけの世界を創れる。 1×1はいくらかけても1だが2×1なら2になる。 世界でただ一つの真実『1=I=愛』を増やせるの最小人数は二人なのだ。この世界でその真理に初めて気付いた人間がいた。彼ははすべての人を愛し、そして愛された、彼が死した後。 人々は、初めて愛を説いた彼の愛をさらに多くの人々が理解し、そして彼は神となり復活を遂げた。 愛があれば神にもなれるのだ。多くの人々の心を支え永遠にその人の中に生き続ける事が出来る神に。 愛はそれだけの力を持っている。 だから行こう。 二人なら大丈夫。 さあ、 このあおぞらへ―― I LOVE YOU 一つの愛をあなたへ…
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