瞳に映る旋律

2/3
前へ
/23ページ
次へ
    流れる小川。   枝々に寸断された日光が魚の鱗のように細かく重なり合ってゆく。       小川に沿って、  アリイは歩いている。   空を、見ている。     アリイの瞳が美しいのはいつも空を見てるから。        空の下にあるあらゆるものにアリイは音楽を感じる。    
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加