第一回医師通告

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医師説明はこうだ 『腹部全体に腫瘍の影があります…手術では取る事は出来ません…今後放射線治療や投薬治療するしかないです…いちよう悪性か良性調べる為に手術しますから外科に移ってもらいます』 後腹膜腫瘍と診断された。 殆ど悪性のものが多い 周りはショックしていたが うちは何故か笑っていた 医師も不思議がっていた もう末期の状態なのに 何故普通にいられるか…と うちは普通に母に絶対 良性と豪語していた やがて手術の日が決まり 絶食だった。 けど何か食べたくて ついつい従兄弟の買ってきた みかんゼリーを手術前日夜 カーテンに隠れ食った…。 そして罰が当たった
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