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みかんと全てのモノを出し
きり若干何か失った心のまま
病室に戻り母と叔母に別れを
告げ
うちはストレッチャーに乗る
周りの心配をよそにうちは
はじめての全身麻酔に
ドキドキワクワクしていた。
おまけにストレッチャーの
姿を写真に撮ってもらい
手術後の意識ない状態の
写真撮影もお願いしていた。
手術室に入った
麻酔医が
『すぐ眠くなるからね～』
と言う
『あっ本当だ眠くなって…』
『おやすみな…さ…ぃ…Zz』
本当にあっと言う間に
向こうに行けるとは…
この後まだ10回も手術を繰り返す事を知らないうちは呑気に
はじめての手術に挑んだ…。
そして目が醒めた。
酸素して機械沢山してる…
動いたら痛い…。
結果は？
何と腫瘍ではない事が判明する
わ～い…
医師からは退院したら運動もOkと言われる
わ～い…
で腫瘍に間違えられたのは…
リンパでした(・∀・)
人間リンパ体中に巡らされてますよね？
それが何とうちは普通のリンパじゃなかったと言う訳ですよ！
この時はリンパで良かった…
なんて思っていたけど
この後この手術…
このリンパのせいでうちは
もっと苦しむ事になるなんて
この頃は夢にも思わなかった。
これはまだうちの病気の
序幕に過ぎないのだから…
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