第2話

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「おいキョンどこ行ってたんだ?」 教室に入るとすぐ、ハルヒコからの質問が飛んできた。 「ちょっと職員室に行ってただけよ。」 「何故?」 「…忘れ物を取りに。」 「どれだ?」 しつこい。まぁ元からか。しかたないポケットの中のハンカチでもしとくか。 「なんだハンカチかよ。」 ハルヒコは不満げに言った。 「なんだとは何よ!お前が聞いてきたんでしょ!!」 「すっすまん…」 その後お互い席に着き、そのまま授業が始まった。 「え~これがこうでこうあるからにして…」 朝少し弱くなっていたハルヒコだが、昼には完全に回復していた。 …頼むから髪を触るなよ…気が散る。 HRが終わり、あたしはいつもどおりSOS団に向かった。
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