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<山田>
『〇〇~…』
いつもと違って
弱々しい声で私を呼ぶ涼介。
「涼介…大丈夫?」
荒い呼吸をする涼介に声を掛ける。
『ハァっ…ハァッ…、大丈夫っ』
と、とても苦しそう…
私なんかしてあげたいけど…
何したらいいか…υ
『〇〇…手っ』
手と言われ、
手を涼介に握らせる。
すっごい熱い…
『〇〇…熱治して?』
そんな事言われても~…
「えぇ…υ?」
何も出来ない私は、涼介に返事をした。
すると…口をパクパクさせて
何か言いたげ…
しばらく見ていると、
『…キス…してっ?』
火照った顔で涼介がそう言った。
「っ、//うつるよぉ」
『熱…吸い、取って?』
「んぅ、分かった//」
私はそう言って涼介に近づいた…
すると涼介は片方の手で
私の後頭部をグッと押さえ、
唇が重なった。
『んっ//…』
「んんっ//!」
チュッ………
私はびっくりして、唇を離した。
『ありがと、明日には…治るよ』
「っばか///…」
次の日には、涼介は治り…
私が熱にかかりました。
-えんど-
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