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<知念>
『〇〇ちゃ~ん…』
ベッドに寝てる侑李。
私の事を相変わらず可愛い声で呼ぶ。
「何~?」
熱だし…大人しいなぁ。
『携帯取って?…』
何て思った私…
本当バカだぁ~…。
私を呼んでいた声とは打って変わって
低くくなった声。
「あ、うん…はい。」
携帯を渡すと次は、
『宿題して~?…』
何で、私が…!!(怒)
私がムスっとして黙っていると…
『僕しんどいの~…早く』
「分かりましたよ!!」
『あ、丁寧にやってね☆』
あ~!!!…
だんだんムカついてきた!
何で私が宿題までしなきゃなんないの?
「宿題は自分で
『ご褒美あげるからっ』」
侑李のご褒美とは…いつもの甘いキス。
「うぅ………」
仕方ないか…。
『ありがとっ、〇〇ちゃん!』
熱を利用して……!!!
何だかSの似合わない侑李。
だってこれイジメじゃん‥。
-えんど-
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