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「前々から反抗的な態度ばかりして!それでいいと思ってるのか!?」
「なーにが反抗的だ。んなもんとってねーよ」
「じゃあ今の態度はなんだ?言ってみなさい!」
「これは親父が私の話を聞かねーからだろ!」
「言っても駄目なら親の威厳を体で分からせてやるわ!」
だからなんでそうなるんだよ。
言葉が全くと言っていいほど通じない父親に頭の中で何かが切れた。
「……帰ってきて早々なんなんだよ。ただでさえ今機嫌が悪りーんだ。つか、威厳の意味なんか知らないくせに使ってんじゃねー!こっちこそどっちが強いか分からせてやるよ!」
ムカつく。校長のことも父親のことも学校のこともなにもかも理不尽に思えて、抑えきれない感情が込み上げてくる。手持ちの鞄を隅に投げやり締めていたネクタイを緩める。
「覚悟しろ悠河!」
「もう後悔しても知らねーからな!さっさと来やがれ!」
乱暴に言い放ったと同時に父親と娘の乱闘が始まった。
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