普通の日常

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高校3年、神藤 陵(しんどう りょう)。 性別は男。 ぼくは、普段と何も変わらない日々を過ごしていた。 学校では、授業を受け。授業が終われば、所属していた卓球部へ行き、汗を流す。 終われば仲間とくだらない話をしながら帰る。 そんな日々を過ごしていた。 ぼくの居た高校は、2学期制だった。 ぼくの心の中に、自分でも判らない何かが芽生えてきたのは、高校3年の前期が終わろうとしていたときだった。
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