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僕達は淳一の所に行った。
和弘「…淳一」
淳一はびっくりした顔をした。
女が僕と腕を組んでいるからだ。
淳一「か…ずひろ?」
淳一はハッっとした。
淳一「和弘君?どうしたんだ?」
和弘「淳一…」
僕の泣き目を見て、淳一は尋常じゃないと思ったのか、いつもどうりの呼び方で話しかけてきた。
淳一「和弘?どうした」
僕が話そうとすると、女が話し始める。
女子「実は、私たち付き合う事にしたの」
淳一の目が細くなる。
淳一「何…何言ってんだ…」
女子「ねぇ…和弘」
和弘「…………うん」
僕は、どうする事も出来なかった。
淳一「てめぇ!何言ってんだよ!」
淳一が女の胸倉を掴んだ。
女子「いったぁ!あ~ぁ!良いのかなぁ」
僕は淳一の腕を掴んだ。
和弘「淳一ぃ…ごめんね…ごめんね…」
トンッ
僕は淳一を押しのけた。
淳一「和…弘」
淳一は、後ろに一歩退いた。
淳一「帰る」
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