妹と戯れた結果がコレだよ

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【箱の件】 「おい…秋音……」 「んんー?おっ、兄ちゃんじゃん。おかえり~」 帰宅した俺にのほほ~んと挨拶をしてくる秋音。これは全くもって問題では無い。問題なのは…… 「おう、ただいま。……時に秋音さんや」 「なんだい兄さんや」 「あなたは一体何をしていらっしゃるのでしょうか?」 「へ?ゲームだけど?」 「…………」 「なになに?もしかして勝手にゲーム機つかってるから怒ってんの?」 「あー…おしい」 「むぅ、正解ではないのか…まあでも怒ってるんだよね?後で抱き着いてあげるから機嫌なおしなよ」 「残念ながらお前に抱き着かれても嬉しくも何ともねぇよ!よって機嫌もなおらん」 「兄ちゃん素直じゃなーい」 「俺はいつだって素直だ!」 「んー…じゃあ何したら機嫌なおんの?キス?」 「だからお前関連じゃ機嫌なおんねぇんだよ!」 「じゃあひざ枕してよ。私に」 「とうとう意味わかんねぇ!何処に自分の妹の頭をひざの上に乗せると癒される兄がいるんだよ!」 「主にこの家」 「主にって何だよ!他の地方とかにも生息してんのか!?」 「いるっしょ?」 「いや、いないだろ!」「だって幼女に足で踏まれて喜ぶ奴だっているくらいなんだよ?」 「どこに!?」 「作者」 「………マジ?」 「さあ?」 「…嘘……だよな?」 「うん、嘘」 「よかったぁ」 「……の可能性99%」 「残りの1%こわいな…」 「さて話を戻すよ。兄ちゃんは結局何が言いたいの?」 「あー…うん、じゃあ端的に言おう。問題なのはお前がプレイしてるゲームだ」 「これ?」 「これ」 「ドリクラ?」 「ドリクラ」 「問題?」 「割と」 「そっかー…なんか妹っぽい雰囲気の子だけ攻略してなかったからこの子かわいそーって思って攻略してたんだけど……そっかぁ、最後のお楽しみ用だったんだね…ゴメンね兄ちゃん。でもそういう理由なんだったら嬉しいよ。同じ妹属性として」 「妹属性ってか普通に妹だろお前。あと若干ツッコミ遅れたが、お前の解釈は全て明々後日の方向にワープ装置で移動している感じの解釈だ」 「えと…つまり?」 「かすっても無い」 「うわソレ、数学の授業」 「んと…つまり?」 「分かりにくい」 「いやいやいや!数学出来る奴もいるぞ!?」
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