妹と戯れた結果がコレだよ

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「えっ、出来る人なんかいるの?何それ恐い。都市伝説か何か?」 「お前の恐怖の対象というのは数学が出来る人間なのか?逆にお前が恐いよ!てか数学が出来る人がいるってだけの内容の都市伝説なんて無いよ!薄いよ!そもそも数学出来る人なんて普通にいるし!」 「これが文明開花!?」 「あー…お願い秋音、数学苦手なのは分かったからいつもの秋音に戻って!カムバック・マイ・シスター!」 「兄ちゃん兄ちゃん!抱き着きゃ戻りますぜ?」 「その必要は無い。既にお前は元通りだ」 「ちっ、これだからシスコンは!」 「はぁ…だからさ…ちゃんと脈絡に沿った発言を要求している訳よ、俺は。今までに俺がお前に好意を抱いている様な描写は無かったぞ!?」 「ああ、ほらアレだよアレ。今流行りのツンデレってヤツ?」 「ピークは過ぎたがな。…てか俺にデレの要素は無いよ!俺には未来永劫不要な要素だからねソレ!」 「じゃあ私はデレ要素の抜けたヤンデレで」 「それただの殺人鬼!てかとりあえずお前はヤンデレタイプじゃないね!」 「じゃあ何タイプ?」 「ポパイでいきましょ」 「野菜男じゃん!?」 「ありゃ?そんなのよく知ってたな。お前実は現代っ子じゃねぇだろ」「現代っ子だよ!現役中学生ッスよお兄さん!」 「何がお兄さん、だよ!ソレってアレだろ。永遠の17歳でーす☆とかが代表的な通称サバよ……」 「ちがうよ!サバよんでないよ!何それ、実は私は妹じゃなくて姉でしたー…なんて展開にしたいの!?」 「ああ、実はそうなんだ……お前にお兄ちゃんって呼んでもらいたくて今までずっと騙していたんだ」 「お、それはそれで嬉しいかもしれない。では、その設定採用しまーす!」 「すんな!何だお前…結局なんでもアリかよ」 「いや…流石に私が男でした設定とかには堪えれないかも……で、でも兄ちゃんが望むなら……」 「この先の人生で何があったって望まねぇよ!」 「へへー、やっぱり今のままの私が1番って事だね」 「まあ、その設定よりはな」 「えへっ♪ナイフで胸を刺しちゃうぞ☆」 「何故にそうなる!?」 「私の精一杯の愛情表現なんだが?」 「あっ、こいつ!ヤンデレ設定を定着させようとしてるな!でもぶっちゃけソレ、ちょっとヤンデレっぽくないけどな」 「んー…ダウト!」 「何が!?」
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