呪われたひな人形

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ある寺にはいつもいろいろな日本人形が並べてあるが、その中にあるひな人形は夜になると歯ぐきまで見せてニタ~ッと笑うのだ。 また、 「ゲタゲタゲタゲタ」 とも笑うらしい。 気持ち悪くなった寺の僧達はその不気味なひな人形を供養して焼くことにした。 火が入ったドラム缶に入れた瞬間、 「ギャ―――――――ッ」 と大勢の悲鳴が聞こえ、人肉の焼ける臭いがしたという。
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