29人が本棚に入れています
本棚に追加
大嶺「初めまして中田くん。そして一年生の皆さん」
打席に入りお辞儀をして一年生に歓迎の言葉を贈った。
中田「はじめまして」
まだ疑問の取れない中田は小声でボソッと呟く。
大嶺「歓迎試合はどうだった?」
「まぁ今回の中田くんは凄いという事で二軍は使わなかったけど」
中田「えっ?」
大嶺「事前に歓迎試合だから手を抜いて一軍と対決する事にしたんだ」
「江夏は二年生。打者は全員一軍だけど打席はいつもと反対の打席に立つ」
「これだと手を抜いてる事はばれないで済むから失礼が無いかなと…」
中田「うそだろ…」
大嶺「今までどうもありがとうございました」
「でもこの回が最後と言う訳で、歓迎試合と言っても負けた事の無いこのチームが負ける訳にはいかない」
「だからこの回から本気でいかせてもらいます」
最初のコメントを投稿しよう!