第三話

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中田は約束を交わし自宅へ帰宅した。 いつも通り風呂に入って部屋で癒され就寝した。 翌朝 中田は城島の元へと向かった。 中田「今日は野球も休みだからちょっと自主トレでもしようぜ」 城島「そうだな」 中田と城島は近所の公園へと向かった。 中田「大嶺さんに言われた癖自分でも分からないから受けながら見てくれないか?」 城島「了解」 そう言って中田は投球練習を始めた。 だが城島は大嶺の言っていた癖がそう簡単には分からなかった。 そして100球くらい投げた時だった。 城島「雅人!分かったかも知れない」 中田「どの様な癖だ?」 城島「変化球の時と速球の時のグローブの中で手の握りを変えると思うのだけど、雅人はストレートと変化球の時の腕の位置が微妙に変わる」 「だから大嶺さんはそれを見抜いて変化球とストレートを見極められて打たれた」 「という訳だ。」 中田「なるほど…」 「そんな簡単な癖自分にも分らなかったのか。だって少しの位置だもんな」 「難しい癖ではないから今日一日で克服できるだろうな」 城島「そうだな」 中田「今日でその癖を克服して変化球のキレも上げよう」 そして中田と城島は昼から夕方まで自主トレに励んだ。
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