第三話

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中田はいつも通り真面目に睡眠。 永塚はいつも通り真面目に勉強。 そして運命の放課後を迎えた。 中田「忍野監督」 忍野「なんだ?」 中田「僕と一打席勝負をしてほしいです」 忍野「そんな必要あるか」 中田「あります。」 忍野は中田の表情に押され、 忍野「あぁ。分かった」 そして忍野と中田はウォーミングアップをした。 アップを終えた忍野は打席に。中田はマウンドへと向かった。 明和高校野球部が見つめるなか二人の対決は始まった。 忍野「文句なしの一打席勝負でいいのだな?」 中田「はい。」 捕手には城島。守備は無。打たれたら負け。 そんなルールで勝負は幕を開けた。 一球目物凄い速球が打席へと向かった。 ズッドーーーーーーン 明和野球部の目が点になった。 忍野も思わず腰が抜けた。 大嶺【こいつは本当に面白い】 【俺もそろそろスキルを上げないとマジでヤバい…】 千石「勝負は見ないのか?」 立ち去ろうとする大嶺に千石はそう声をかけた。 大嶺「見なくても分かるよ」 「この勝負中田の勝ちだよ」 大嶺の予言通り三球三振で勝負は幕を閉じた。
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