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永塚「私高校になったらマネージャーになろうかな?」
中田「何を言ってるんだ」
永塚「確かに簡単にできる事ではないのは一番分かってる」
「でも私だっていろいろ勉強したよ」
「※スコアーブックだってちゃんと勉強したんだから」
※打者の成績や投手の成績を1球1球詳しく書いたノート。
中田「そうなのか」
「じゃちゃんと俺の力になってくれよ」
永塚「分かってるよ」
「甲子園連れてってくれる?」
中田「当たり前だろ」
「小さい頃から約束したろ」
永塚「そうだったね」
「翔太と雅人も二人とも甲子園に連れてってくれるって言っていたもんね」
「翔太は違う高校になっちゃったけど」
中田「翔太は自分でその道を選んだんだ」
「昔から俺と対戦がしたかったらしい」
永塚「二人とも小さい頃から野球しているけど対戦はした事ないもんね」
中田「うん」
「だから昨日約束したんだ」
「甲子園で対戦すると」
「どっちが先に美紀を甲子園に連れて行くかと」
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