背番号１の凄い奴

第一話

そして月日は流れた…

中田達は卒業式を迎えた。
３年間汗水流したグラウンドとお別れをした。
当然の事ながら一緒に頑張ったチームメイト達とも。
そして市原とも…

中田｢これからは仲間では無くライバルだな｣

市原｢あぁ｣
｢甲子園で待ち合わせな｣

中田｢りょうかい｣

中田と市原が入学する高校は地域が違う為全国大会でしか勝負が出来ない。

中田｢じゃ元気でな｣
｢家も近い事だしまた遊びに来いよ｣

市原｢まっ、俺は東京で雅人は大阪だけどな｣

中田｢正月でも来いよ｣

市原｢分かった｣

２人は拳を合わせ甲子園での再開を楽しみにした。