第一巻

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※前の章で「善次」を紹介していませんでした。善次の本命は犬山善次(イヌヤマヨシツグ)といい、優翔とは幼なじみです。※ 第三章:潜水艦の発見 善次から連絡があったのは、もう0時を回っていた。 「なんだよ、善次のやろうはこんな時間にぃ~…、悪い夢でもみたんじゃないのか…。」 ため息をつきながらも善次の家に向かう…。 優翔の家から善次の家まで 自転車で10分もかからない。 善次の家は漁師をやっているので、港町にある。 自転車を漕いでいてわかった… 夏の夜の港町は閑散としている…。 「着いた、着いた♪」 優翔はようやく善次の家に着いた。 優)「オイ!善次!!」 大声で叫んでみた。 善)「優翔!静かにしろ!」 逆ギレされてしまった…。 優)「何だよ、その態度…。こんな時間に呼び出しといて…そもそも、潜水艦ってなんだよ…。」 善)「大変なんだ!!とにかくついて来い!」 理不尽な善次の態度に少々嫌気が差した。 善次は優翔をおいていくように早歩きである場所に向かっていた…。 優)「どこ行くんだ~?お~い!!」 善)「あ?ああ…、昔、よく行ってたろ?」 優)「ん?…、まさかあの暗あああい洞窟か?」 善)「そうだ、あの洞窟…。」 優)「いや、待て…。なんでまた、あの洞窟に?」 善)「いや、釣りに行こうとしてな…。」 アソコで魚釣れたっけ? 優翔は疑問に思ったが別に気にしなかった。 そうこう言っているうちに 洞窟に着いた。 優)「お、着いた着いた。」 善)「こっちだ、来い。」 善次に連れて行かれ そこで見たものは…? ⇒第三章 一節 夢ではない…。へ続く...
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