51人が本棚に入れています
本棚に追加
『てかフェリルノだっけ!?
倒すとか言ってるけど、無理だろ。キャキャ。また二の舞になるだけ。』
私は言い返せなかった。
そう思われても仕方ない。
悔しかった。私は非力だ。
しかし、その瞬間アリスの心が私は何故か分かった気がした。
『君は逃げている!!
五星系唯一の女であった、アリス(Ⅰ世)、君の家系は
ブラディールが反逆を起こす前までブラディールと結婚するのが当たり前だった。今でも君の祖先はブラディールが好きではないのか?!
君の脳には死ぬ前のアリスⅠ世の気持ちが残っているはずだ
その思いに答えてくれ。』
自分でもこんな事を
言ったのか分からない。
『ゲゲっ!?!お前心が読めるのか?』
『いや、分からない。
心の声が聞こえた気がした。』『お前、おんもしれぇ!!
しょうがねぇついて行っても良いぜぇ!!』
最初のコメントを投稿しよう!