prologue

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いつも俺は、夢中になりすぎる。 好きなことに入れ込みすぎる。 食べ物にハマったらしばらくそれを食べ続ける。 お気に入りのゲームはもちろんとことんやりつくす。 好きなサッカーチームが卑劣なファウルをしても許す。 好きな子がカラスを白いと言ったなら、カラスは白だ。 好きなら何でも受け入れられる。 それが盲目的だと気づかずに。
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