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武人のクラスへ行くと教室の前は女の子で溢れていた。
武人「俊也…助けくれぇ」
俊也「おい、お前…俺への当て付けか!?このイケメンやろー!!」
彩音「すっごーい!武人君モテモテだね!」
武人の回りには女の子が群がっていた。
中には連絡先をを聞いている子や、彼女はいるの?とか聞いていた子が大半だ。
俊也「彩…武人君は置いてかいろう。忙しいみたいだしな」
彩音「そうなの?一緒に帰りたかったんだけど…忙しいならまた今度ね♪」
武人「彩音ちゃんまで酷いよ!」
俊也「うるさい!!お前は一生そうしてろっ」
そう言うと俺と彩音は武人を置いて学校をでた。
予想はしていたが、これほどまでとは…
俊也「彩もう友だち出来たみたいだな」
彩音「うんっ。いっぱい出来ちゃったぁ」
本当に嬉しいのだろう。スキップしなが俺に楽しそうに話してくる。
彩音「じゃあ私こっちだから。バイバイ♪」
俊也「あぁ。また明日」
そして家に帰り着いた俺はあの子の…西野凪の事を考えていた。
俊也「変わった子だったなー。西野凪…」
明日も学校あるから会えるが、女の子の溢れかえったE組を通るのは少し気が引けるな…
俊也「まぁ…何と‥か…なる‥か…」
俺は学校の疲れがでたのか部屋のベッドで横になると、すぐにまぶたが重くなり眠ってしまった。
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