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俊也「ほら、こんなもんしかないけど…。」
彩音「わぁい、サンドイッチ大好き♪。おいひっ!」
俊也「俺の分もやるから落ち着いて食べな」
サンドイッチを口一杯にほほばる彩音をよそに俺は学校に行くの支度をする。
俊也「そろそろ支度しろ。遅刻するぞぉ」
彩音「はぁい。じゃあ着替えてくるね!」
少しばかり待っていると部屋から彩音が出てきた。俺達は家を出ると学校へ向かった。
しばらく歩いていると女子高生がチンピラに絡まれている。
俊也「あれは…西野凪!?」
彩音「凪ちゃん?天然でちょっと変わったあの西野凪ちゃん?」
あなたも十分変わった女の子ですよ。
彩音「助けた方がよくないかな?って言うより行ってこーいっ」
俺の背中をドンっと押すとチンピラにぶつかってしまった。そして俺に死亡フラグが立った。
「おい!なんだてめぇ!?やんのかコラァ」
俊也「まぁまぁ、落ち着いて。女の子が怖がってるじゃないですか」
「知るかっ!!この女が肩ぶつけてくっからわりぃんだよ!!」
俊也「西野、そうなのか?」
俺はそう言いながら西野の顔を覗きこんだ。
凪「うん…。ちゃんと考え事して歩いてたらぶつかっちゃって」
俊也「そっか。わざとじゃないんだな?」
凪「うん…」
俊也「すいません。わざとじゃないみたいですんで、許してもらえないですかね?」
「冗談じゃねぇーよ!こっちは飲み物がかっちまったんだぞ!!とっとと女よこせっ」
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