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俺の名前は戸森俊也(トモリトシヤ)。
たいへんだった高校受験を果たし無事に、高校生となった。
一事はどうなることかと思ったが念願の志望校へ入学する事ができた。
「おーい、俊也ぁ!!どうだった?受かってた!?」
こいつの名前は山城彩音(ヤマシロアヤネ)。属に言う幼なじみだ
俊也「ったく。受かったってさっきも連絡したろ!?」
彩音「あれ?そうだっけ?」
俊也「お前…アホだろ!?」
彩音「アホじゃないもん!アホっていった方がアホなんだぞ!」
俊也「子どもか。アホ」
彩音「アホアホ言うなー!!」
コイツはこう見えて俺より頭がいい。推薦入試でいち早く合格をしていた。でも彩音はこう…何か抜けてると言うか何と言うか…
まぁそれがこいつの良いところかな。
「おっ!?戸森じゃねーか。どうした?こんなところで」
こんなところでってここ俺ん家なんすけど…
俊也「おぉ!武人。いらっしゃい。お前こそどした?」
こいつは都武人(ミヤコタケヒト)。俺の唯一、信頼できる男友だちだ。
武人「どした?じゃねぇよ。お前が呼んだんだろ。」
俊也「そうだったな。で、お前も合格したか?」
武人「何とかな…。でも、かなりギリギリだったし落ちたかと思った。」
武人は勉強が苦手らしい。だから俺と彩音とで、コイツのすっからかんの頭に勉強を叩きこんでやった。
俺も彩音程ではないが勉強はできる方だ。
彩音「ところで集まったのはいいけど何するの?」
俊也「無事みんな合格出来たことだしパッと何処かに行こうと思ってな」
『行く行くぅー』
二人は息を合わせたかのように声をあげた
これから新しい生活が始まる…
どんな毎日になるんだろ。楽しみであり、不安でもある。
俊也「まぁ、頑張るかぁ。」
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