大人の階段を登っちゃう!?

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俊也「ったく…彩のやろぉ下手にでてりゃ言いたいこといいやがって!」 俺は今は練習が終わり学校の寮のソファーで横になっている。それにしても1人部屋にしては広い… 俊也「ん…誰の荷物だ?」 俺のバッグと別に大きなキャリーバッグがある。多分寮のおばさんが間違ったのだろうと思っていると… 「うぅー、気持ちよかったぁ。俊也君も入ってきなよ」 声の方向には梓さんがタオルを頭に被せてドアの前に立っていた。何と言う薄着!?…じゃなくて、何で俺の部屋に梓が!? 俊也「へ?何で俺の部屋にいるんですか!?」 梓「だって私もこの部屋だもん。ちゃんとプリント読んだ?」 俺は慌て合宿の部屋割りをみた。 『部屋割りついては、要望がない限り専属のマネージャーと同じ部屋となります。変更をしたい場合は顧問まで…』 俊也「なにぃ!!部屋割りは男女別れるんじゃねぇーのかよ!?じゃあ今から先生に頼んで…」 梓「無理よ。もう男子の部屋割りは決まってるもの。諦めなさい?」 俊也「そ、そんなぁ。梓さんは俺なんかでいいんですか?何するかわかりませんよ!?」 年頃の男女が同じ部屋で一週間も二人っきり。ムリ、絶対理性が持たん!! だって…男の子だもんっ 梓「わ、私はこの3ヶ月間あなたをみてきたけどそんな事する人には見えないわ。だから…別にここにいてもいい‥けど」 梓さんは多少ツンデレ要素があるみたいだ。ツンがでたと思いきや今はデレだ。 俊也「(西野とは真逆の性格だな。意外と可愛いとこもあるんだな…)じ、じゃあ俺、風呂に行ってきます」 俺はその場を去るように梓さんがいる部屋をでた。
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