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体育館につくと在校生が椅子に座っていた。
彩音「やっぱり女の子多いねぇ」
パッと見は女子校だ。
だけどちらほら男子生徒が座っている。
少しだけほっとしたが
いつまでも立っていると目立つから俺は自分の椅子についた。
いつの間にか学校長がステージに現れていた。
校長は手短に話を終えると次に生徒会長らしきひとが出てきた。
話の内容はほとんど覚えてないがかわいい人だと言うことはしっかりと記憶している。
そして30分もしないうちに教室へ戻った。
俊也「つ、疲れたぁ…」
彩音「うん。楽しかったね!」
あの式で楽しむ要素はあるのか!?そう思っていると、みっちゃん先生が教壇に立つ。
清美「今から簡単な自己紹介をしてもらいます。じゃ窓際の子からいくで」
最初は定番の自己紹介。みんな淡々と自分の趣味や特技などを紹介していく中、俺の番になった。
俊也「えぇっと、戸森俊也です。よろしく」
雑な自己紹介をかるく済ませ後ろの子の番になった。
「に、西野凪です。し、趣味はお買い物と、街を歩き回る事です。よろしくお願いしまふっ」
こんなに噛む子を見たのは初めてだ。後ろで噛んだショックなのか項垂れている。
俊也「子の…今朝のこだよな?席は後ろだったのか。」
彩音はもう友だちできてるみたいだ。横の子とはなしてるのが見える。
一通り全員の自己紹介が終わるとみっちゃん先生はそそくさと教室をでていった。
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