プロローグ

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  ―ザン!     「ぅあぁあ゙ぁ゙゙ッ…ッ!!!」     血飛沫が上から全身にふりかかった。   気持ち悪い。   自分のものでない雄叫びがこだまする。   怖い、怖いっ―!!!     屈む自分の後ろから二つの足音が響く。 ただもう、身を屈めておくしか出来ない。     「…エスタ。」   「こんくらいええやろ、ナギ。人助けや人助けー。」   「……ッChaiceゥゥウァアアッ!!」   「…お前、Killerlessやったんちゃうんか?」   「エスタ。」   「わーってるて。聞いてみただけやー。」  
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