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「ふぅ。」
じゃんけんで負けた僕は皿洗い。
ユノはお風呂に入ってるし、ユチョンとジュンスは2人で部屋にこもってゲームしてるし。
チャンミンはといえば、リビングのソファーで横になって眠ってる。
手を拭いてハンドクリームを塗る。さすがにアイドルの手がガサガサなのはまずいしね。
「チャンミン…。」
寝息をたてて眠るチャンミン。まつげ長いなぁ。
細い体。
僕より高い身長。
そのくせ、細いんだから、あんなに食べた食事はどこへ行ってるんだろ。
チャンミンの顔をみていたらつい口が動いた。
「チャンミン、僕チャンミンのこと好きだよ。」
もちろん寝てるチャンミンには届かなくて、
静かにリビングに響いた。
それが余計に悲しかった。
「んぅ、ヒョン?」
「チャンミン…。」
ナイスタイミングなのか、バッドタイミングなのか、どちらにせよ、僕は少しだけ泣きそう。
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