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「暗い顔して、どうしたんですか?」
「チャンミン、」
「はい。」
「僕、チャンミンのこと好き。」
「僕も好きですよ。」
ほら、やっぱり伝わらない。
君の好きと、僕の好きは違うよ。
「違う、その好きじゃない。」
「え?」
何がなんだか、解らない、とでもいいたげな顔。
何もかも、君は無防備すぎる。
だから、ユノにも、ユチョンにも、ジュンスにも、俺にだって、
狙われてる。
「チャンミン、いい加減、気づいてよ?僕はチャンミンを好きで、愛してるんだよ?」
その顔は理解できてないね。
それとも、気持ち悪いと思った?
「僕は、ヒョンを今までそんな風に、「考えたことなかった?」……はい。」
「僕のことさぁ。気持ち悪い?」
「そんな!ヒョンのことが気持ち悪いだなんて!」
少しほっとした僕。
受け入れられたわけでもないのに、ね。
―おーい、風呂あがったぞ!
ちょうどよく聞こえたユノの声。
「じゃあ、今の返事考えといて?」
「あ!ジェジュンヒョン!」
風呂場に行く途中ユノとチラリと目があった。
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