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「おはよう、ございます…。朝ご飯まだですか?」
キムチを切りながら、声のしたほうに目を向けると可愛いうちのマンネが目をこすりながら立っていた。
…可愛いー!
「うん、もう少しでできるから。待ってて?」
はぁい、と後ろから声が聞こえて遠ざかる音が聞こえた。
キッチンからリビングをチラリと覗けば、ソファーの上でクッションを抱きながら眠そうに頭をこくこくと揺らしているチャンミン。
…早く朝食作って、チャンミンと遊ぼ。
そう思い直して、新しい料理に取り掛かろうとしたとき、
「…ヒョン。僕、みんなを起こしてきますね?」
な、なんですと!?
「だめ!ぜぇったいにダメ!」
「なんでですか?」
朝からあの3人の獣のところにチャンミンを連れて行けば、絶対に
襲われる!
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