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撮影が終わったらしいチャンミンが走ってこっちにきた。…昨日あんなにジェジュンヒョンに抱かれてたのに走って大丈夫かなぁ。
「ジュンスヒョーン!」
「どーしたの?」
「あの、さっきはありがとうございました!」
「ううん、気にしないで?」
何があったかと言えば、チャンミンに絡むファンらしきスタッフから僕が助けてあげただけなんだけど。
ボディタッチとか相当で、チャンミンが固まっちゃってたから、助けてあげて。
それで撮影の合間にお礼を言われたんだ。
「で、お礼がしたくて。」
「え、いいよ。お礼されるためにしたわけじゃないもん。」
「でも…。」
「いいってば。」
そう言ったらしゅん、としてしまったチャンミン。
動物だったら耳が下がるみたいな。
…あれ?
今日のチャンミン、なんか可愛くない?
「あの、じゃあ、ちょっとだけこっち来てください。」
「ん?」
撮影の機材とかが置かれているスタッフたちからは見えない死角。
ちゅ、
何事かと思えば、鼻の頭にキス、された。
唇じゃ、ないんだ…。
「~~っ!これでお礼ってことにしてください!」
自分からしてきたくせに、真っ赤になったチャンミン。
唇じゃないのは残念だけど、こんなに可愛いなら良いかな?
…本当に今日はいつもより可愛いけど、一体何?
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