PARGE1 MEA-私-

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  「先程言いましたように正直威力には期待出来ません。それと、研究が進んでいない為軍隊内で術者が私のみ…故に集団で紡ぐとしてもどれくらいの数で紡げば最高の威力が発揮出来るか未知です」 「よくそんな不確定要素のある術を使う気になれたな」  嘲笑。 「義父様がその研究者でありました故、実戦テストも兼ねて使っている次第です」 「モルモットめ」  否定はしませんよ、むかっ腹は立ちましたがね。 「まぁいい、足を引っ張るなよ、モルモット」 「承知しております」  ほぼ作業的に返しておく。フェルトもそれ以上会話をする気がないらしくさっさと踵を返した。
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