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「全然大丈夫じゃないだろ」
姫川はオレから離れていこうとしたが、
オレは再び姫川の手を掴んだ
「……私に関わってもいいことなんかないよ……」
だが姫川はオレの静止を振り払い屋上から小走りで去って言った
なんなんだよ……
オレはその後、
教室に戻って授業を受けたが
心になんかモヤモヤが残っていて授業を受ける気分ではなく
ほとんど授業の内容は覚えていなかった
そして心の中のモヤモヤは結局一日中抜けず
いつになくその日は早く過ぎていった
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