好きなんだよ

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「おい、もう姫川に構うなよ」 「また、あんた? もう、構わないでってこいつに言われたんじゃないの?」 この女なんでそのこと知ってんだ 「黙れ、んなことどうでもいいだろ? オレが好きでやってんだよ」 「あんたも物好きだね こんな暗いキモいやつに構って」 そう言って女は姫川の前髪をめくりあげ顔をあらわにした 「……………ウッ………」 姫川は一瞬驚いた様子を見せ、 その後、走って教室を出ていってしまった その際に彼女の顔がみえたのだが 驚くことにかなりかわいかった たぶんオレが見た中で1番だった 目はぱっちりしていてそれで…… つか、顔の一つ一つのパーツがホントに完璧だった オレは姫川が去った後も、姫川の面影から目を離せなかった
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