運命

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オレは話す相手がとりわけいる訳ではないので、いつもどうり窓の外に視線を向け時間を潰そうとした しかしなんだかはわからないが、今日は教室の中を見ながらぼぅっとしていた だがその時オレの視界にはある人がうつっていた 本を読んでいる女の子、名前は姫川美優だ あと明らかにチャラチャラしている女の二人組である まさかイジメ? んなわけないか…… だがオレの疑心は確信に変わった 「おいブスいつまで学校いんの? 本なんか家でも読めるでしょ?」 チャラチャラした女から衝撃的な言葉がはっせられた
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