地獄の門番 ―shining despair―

プロローグ・伝承

時は現在――

楽園の神様は蛇の事を考えながらも、のほほんと幸せに暮らしていました。

地上のヒトないろんな問題を抱えながらも、それなりに幸せに暮らしていました。

地獄の悪魔はヒトにリンゴを食べさせた蛇を大蛇様(ｵｵﾍﾋﾞｻﾏ)と呼び崇めながら、楽園から追放した神への復讐を企んでいました。

これは、そんな時代に生きる、１人の悪魔の物語。