プロローグ~始まり~

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整備士 【補修完了…まったく…ただの実戦仮定訓練でここまで壊すなよ、次は初の実戦なんだぞ?言っても無駄だろうが頼むから派手に壊すなよ?】 大きな機体…戦闘機やそのたぐいではなくロボットのコックピットから整備士風の男が体中油まみれになりながら降りて行き機体のパイロットらしき少年に苦笑いしながら半ば諦めているかのように言うと少年は立ち上がりゆっくり近付いていった 少年 【どうなろうが構わない…敵を討てればそれでいい、例え俺が死んでも…な】 そう言うと少年は機体のコックピットに乗り込み各部の点検を始め異常がないとわかればコックピットのハッチを閉めた…同時にコックピット内のモニターに電源が入り艦長らしき男が映し出される 艦長 【今回の任務は我々にとって非常に重要な任務だ、わかっているな?】 少年 【わかってる…敵をすべて撃ち落とせば勝ち…そうだろ?】 少年がモニターに向かって淡々と答える
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