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現在。
ようやく荷物を詰め終わって後は出かけるだけとなって玄関に行く。
寛史 「ベビーカーは…車の中みたいだし、忘れ物はないな。」
寛史さんは葉月を抱っこ、私は荷物と柚と手を繋ぎ、地下の駐車場へと向かった。
車の中では水族館に着くのを心待にしてる柚が足をバタバタさせていた。
柚 「さかな~、さかな~!
はったんもさかなみる~?」
柚は葉月をはったんと呼ぶ。
はったんと呼ぶようになったのは最近の話で、何でも喋るようになった。
柚 「ママァ~、はったん、ねんねしちゃった。
さかなみれる?」
葵 「大丈夫。
ベビーカーあるから。」
柚は葉月が寝てしまったことで水族館に行けれなくなると思ったらしい。
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