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そのやり取りをルームミラーから覗き、微笑んだ。
寛史 「葉月も早くでかくなってたくさん喋ってくれないかな。
今の楽しみはそれ。」
葵 「喋ったら喋ったで大変じゃん。
良いことより、悪い言葉の方が早く覚えるって言うし。
特に男の子だから口が悪くなったら大変。」
寛史 「それはそれで男の子って感じでいいじゃん。」
葵 「もし、ばばぁやじじぃなんて言っても?」
寛史 「う~ん。
それはダメ。
その時は俺が怒る。」
葵 「ふふっ。
では、その時はよろしくお願いします。」
寛史 「任せなさい。」
寛史さんはそう言って自分の胸を叩いた。
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