瀬尾雪菜

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とは言ったものの…。 一体私は何をしたらよいのやら…。 (…あれから、まともに口も聞いてもらえないしな…) 「…はあ~…。」 ため息ばかりしかでてこない…。高校生活にやっと光が見えたと思ったのにな…。 俺は机に被さるようにしてぐったりしていた。 「…つん……つん……」 んっ?…彰吾か…。 残念だが俺は今眠いんだ…。 「……トントン、……トントン」 もう、なんだよ…。 「俺様の眠りを覚まそうとはなかなか…ふて…え…やろ…う…………!?…ほへ!?」 「…ふてえやろうで悪かったわね…。」 なんとなんと、雪菜ちゃんではないかっ!! でも俺に何の用だろ…。 「…どうかしたのか……?」 「あんた、ちょっと付き合いなさいよ!!」 ………。 ほへ!? 雪菜ちゃんはそういうと俺の右手をひく。 (…何。この展開はなんじゃ、なんじゃあーーー!!よっしゃあーーー!!) いきなりの交際宣言!? まったく、女ってやつは……。(付き合った事ないです。) 雪菜ちゃんに連れられてきた先は…、 「…スキー部………?」
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