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(……あれっ?…あの子、うごかなくなっちゃったんですけど…)
このままほっといたら完全にまずい…。てか男をたてるチャンスじゃ。
水戸永吉、男になりますですー!!
俺は、愛車から飛び降り、フェンスを飛び越えて、グラウンドの真ん中にある事故現場(大袈裟…。)に真っ直ぐダッシュした…!!
「大丈夫かあっ!?」
急いで倒れてる彼女を抱き上げる…。
(…俺、かっけー…。完全にこれモテ男がやることじゃん…。まあ、実際彼女いたことなんて、ないんですけどねー。)
「……あの、…触ってるん…ですけど…」
彼女の声。
触ってる…?
まさかな。恐る恐る手元を見る…。
両手で完全に彼女のモンスターボールをゲットしていました。
「…はうあっ!?…ごめんなさいっ!!…悪気はなかったんだ…。本当ただ心配で……。」
やってしもうた…。
結果オーライだけど、これじゃ完全にただの変態だぜ…。俺の両手の馬鹿っ!!
「…助けてくれたことには感謝します。ただはっきり言って、お節介です」
……………。
(…これツンデレちゃん?…)
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