1人が本棚に入れています
本棚に追加
いよいよ、入学式の日がやってきた。俺は一週間前のあのツンデレちゃんの事が忘れられずにいた…。
(…あのグラウンドにいたって事は、この学校の生徒だと思うんだけどなぁ~…)
俺は1年C組だった。
この学校じゃ3年間クラスが変わらないらしい…。
てことは……、いきなり正念場やないかい…。
もし、クラスにかわいい子がいなかったら……。
だめだだめだ…!!
ここはポジティブに考えるのだ永吉よ…!!
「…ガララッ…」
俺は恐る恐る、クラスの女子の顔を見た…。
まあ、ほとんどは同じ中学の奴らだから…そんなに代わり映えはしないけど…ほらっ。たまーにいるじゃないっ?どっからきたんですか。この妖精ちゃんは的なルックスのちょっと不思議なオーラを放……つ……って…、あれっ?
あの窓際の1番後ろの席のあの子って……?
…はいキター、あの日のツンデレちゃん。
そんでもって俺の席はあの子の一個前……。
うれしんだか悲しんだか…。
とりあえず、むこうは完全にシカトなので…俺から話かけてみた…。
最初のコメントを投稿しよう!