瀬尾雪菜

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「やあっ!?…いつぞやのスキー少女じゃないかっ!久しぶりだね!元気にしてたあ!?…………………………………」 うん。シカトでした。 もう、いーのさ。 別に好きな訳でもないし。でもこいつどっからきたんだろうか…!? オーラがこっちの人っぽくないってゆーか…。 あいつはずっと窓から雪が消えたグラウンドを眺めていた…。 「…永吉ーっ!!…俺らまた同じクラスだなぁ!!?腐れ縁って奴もここまできたら運命だなあっ!!」 このテンションが高い金髪のチャラ男がおれの親友? 霧島彰吾(きりしましょうご) こいつとは、小学校からずっと一緒だった。毎日こいつと遊んでた記憶しかないなあ…。まあこいつは俺と違って中学あたりから急にモテだしたんだけど……。 ちくしょー!! 神様のいじわるっー!! 「…なあ、永吉っ…あの、お前の後ろの席の子、誰だ…?」 「…ああ。あいつは……………」 そーいえば、俺あいつの事なんにもしらねーじゃん。 「…わりい、俺もしらねーな。」 彰吾はそっか、というと他のクラスの女子を物色しにいった…。
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