その名は白河志郎ッ!

6/14
前へ
/14ページ
次へ
志郎「もういくら泣き叫んでも無駄だよ。ディーノはやんちゃだからね、僕の意識とは無関係に行動するんだ」 小傘「あんたっ……恥ずかしくないの!?そんなモノ見せて……!」 志郎「生理現象だから仕方ない。生じゃないだけマシだろ?」 変態? 言われ慣れてます。 最低? ありがとう、誉め言葉です。 「こーがさちゃん!」 小傘「あっ、ぬえ!」 おいおい、ぬえちゃんまで登場かい? ガンキャノン様はどうやら俺に幸せになってほしいらしいな。 ぬえちゃん……好物だ。 志郎「やぁやぁ、こんにちは。君は……ぬえ、ちゃんだったかな?」 ぬえ「……誰?私あなたと会ったことあるっけ?」 志郎「いや、ないよ。厳密にはゲームでならあるが」 俺はとうに気づいている、ここが本物の幻想郷であるということを。 つまりそれは、男性が少ないわけであって、そこに紛れ込んだ俺はハーレム状態になるわけだ。 となれば、あのスキマも紫の仕業だろうし……紫には感謝、もといゴマを擦っておかなければな。 まあ今はこの目の前の可愛い星蓮船組の2人だ。 ぬえ「ゲーム?何を言ってるの?」 志郎「まあ詰まるところ俺は君を知ってるということだ。自己紹介がまだだったな、小傘ちゃんも。俺は白河志郎、君達が言うところの外来人ってやつだ」 ぬえ「へー、まあよろしくね」 小傘「何よぬえが来た途端に大人しくなっちゃって……」 小傘の言うことはもっともだ。 ぬえちゃんが来た途端にディーノが大人しくなってるもの。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加