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「いや、待て、ツッコミ所そこじゃねぇだろ。言い訳の仕方がおかしいだろ。」
「ん、あ、そーか。確かに…。」
おいおい…マジかよ…キョーヘーてなーんかツッコミきれてねぇんだよな…。
とふと思う。すると俺の斜め前の席のユイがイスに腰を掛ける。そして俺達の方を向いて、
「もー!なんで2人とも先行くのー!?アタシちょっとだけ待っちゃったじゃん!!連絡してよー!!」
そう俺達に怒るユイ。キョーヘーも俺も呆れながら、
「じゃあ寝坊すんな!しかも俺ら電話したし!メールもしたし!」
「そーだよー。電話してもユーリ爆睡で出なかったじゃん!!メールも届いてるはず。」
ウンウンと頷きながらキョーヘーの話を聞く俺。するとユイはポケットからケータイを出し、
「うっそだー!…だってアタシ見た時は…」
とボソボソ言いながらケータイをいじるユイ。すると俺達からのメールを見つけたのか大声を張り上げた。
「あったー!!!うわーマジだ…。ワリーワリー…!キョーちゃんシュー…」
とユイが謝っているその時ー
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