◇第イチ章◇

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「いや、待て、ツッコミ所そこじゃねぇだろ。言い訳の仕方がおかしいだろ。」 「ん、あ、そーか。確かに…。」 おいおい…マジかよ…キョーヘーてなーんかツッコミきれてねぇんだよな…。 とふと思う。すると俺の斜め前の席のユイがイスに腰を掛ける。そして俺達の方を向いて、 「もー!なんで2人とも先行くのー!?アタシちょっとだけ待っちゃったじゃん!!連絡してよー!!」 そう俺達に怒るユイ。キョーヘーも俺も呆れながら、 「じゃあ寝坊すんな!しかも俺ら電話したし!メールもしたし!」 「そーだよー。電話してもユーリ爆睡で出なかったじゃん!!メールも届いてるはず。」 ウンウンと頷きながらキョーヘーの話を聞く俺。するとユイはポケットからケータイを出し、 「うっそだー!…だってアタシ見た時は…」 とボソボソ言いながらケータイをいじるユイ。すると俺達からのメールを見つけたのか大声を張り上げた。 「あったー!!!うわーマジだ…。ワリーワリー…!キョーちゃんシュー…」 とユイが謝っているその時ー
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