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「待って、そんなに急がなくても大丈夫。」
床から生えたロビンの《手》に足をつかまれて顔面をモロに…
「ど、どう言うことだ?」
鼻を押さえながら聞くと、ロビンは楽しそうに言った、
「病気って言っても命に別状はないし、他人に治せないモノだから…。それに、その『病気』にかかる人はきっと、どんなに辛くても『治りたい』と思わないと思うわ。」
ロビンはそう言うと、また本を開いて読み始めた。
オレにはよくわからなかったけど、ロビンは色んな所に行った事があるから、オレより物知りだし、命に別状ないなら大丈夫だろうけど。
治りたくない病気ってなんだろう?
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