初恋がみのるまでﾞ…

始まり

まだ座ってる…。　

昼休み、いつものメンバーとの昼食を断ると、お弁当を持ってハヤトの席の前に立った。

｢ハヤト、どうしたの？｣

ハヤトは午前中、一度も席を立とうとしなかった。
そんなハヤトをきずかってか、いつもハヤトと騒いでるメンバーも今日はおとなしい感じがした。　

｢ﾏｷかぁ…。何でもない。飯だ飯。｣

やっとごそごそ動きだしたので、私もハヤトの前に腰掛けた。