ダウト

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「ねえ、今日はなんかあったの?いつもより激しかったけど」 女はベッドの中からけだるそうな甘ったるい声で話し掛ける。     「何もないさ。洋子があまりに魅力的だったから燃えただけさ」 男、加藤大輔は背を向けたまま答える。     「俺たちもうどれくらいになるのかな?」 大輔はベッドの方へ振り返りタバコをくわえたまま、問い掛けた。
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